ドラッカー経営理論の「チャート写経」の勉強法について

テーマ:ドラッカー経営理論の「チャート写経」の勉強法について

日時:2017年4月10日(月)18:30~20:30

場所:福岡安全センター株式会社 会議室 (中央区天神3‐11‐1 武藤ビル5階)

 

今回はスペシャルゲストとしてドラッカー研究家の安藤芳樹氏をお招きして「安藤流、ドラッカーの知見体得法」について学びました。学ぶための基本は最低7回、本に目を通し読み解くこととおっしゃました。それを安藤さんはご自身の強みを活かしてチャート化したのがドラッカー<「チャート写経」勉強法>です。その基本はドラッカー著作の「構造化」「見える化」です。普通の「文章丸ごと書き起こし」では、どうしても忘却曲線どおりに忘れてしまうし、自分には適さない勉強方法と判断されたそうです。それで思いついたのが、ドラッカーの知見を「丸ごと見える化」することで脳みそに定着させる<「チャート写経」勉強法>だそうです。チャート化するために文脈を理解しようとし、その後の手書き原稿の作成、パワポ清書、文字校正を通じて記憶に図形として定着させるような反復訓練は手間がかかる分、忘れにくい方法です。後で確認したい箇所を見つけるにも効率的でもあります。

安藤芳樹氏 略歴

1957年 香川県出身 59才 立教大学 経済学部卒業

さぬきうどんブームの仕掛け人の一人でもあり「映画UDON」トータス松本の役柄モデルでもある 現在は福岡に単身赴任中

広告代理店に勤務しながらドラッカーを実践。5つの質問で企業トップと事業の定義を合意しながら経営者視点で商談をすすめ顧客に認められる。

40歳の頃、ビジネス観や人生観にしっかりした基盤をもちたくドラッカーに目覚める。

その知見体得のために試行錯誤してたどり着いたのが「チャート写経」勉強法。ドラッカー著作を丸ごとチャート化(見える化)する過程を通じてビジュアルとし記憶に定着させ、早く応用が可能な脳内環境をつくるように反復訓練を自らに課した。以来、ドラッカー著作をはじめとするチャート化は100冊、10000ページを超え、今も増加中。